歯科スタディーグループ東京SJCD

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2012年度 東京SJCD第1回例会・懇親会のご案内
 

陽春の候、会員の皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて来たる5月27日に開催されます2012年度、東京SJCD第1回例会につきましてご連絡申し上げます。今回はインサービストレーニングとして、東京SJCD会長であります日豊彦先生にご登壇いただき、日常臨床、特に修復治療における歯科医師、衛生士、技工士、そして受付コーディネーターとの、チーム医療に関するお話をして頂きます。そして午後からは東京SJCD会員の4名の先生によるケースプレゼンテーションを行います。また例会終了後、本年も懇親会が行われます。是非、皆様お誘い合わせの上ご参加頂けますようお願い申し上げます。

 

日時
 2012年5月27日(日)  受付開始 9:30 / 開演10:00〜17:00

会場
【例会会場】 都市センターホテル/コスモスホール3F
【懇親会】 都市センターホテル/オリオン5F   開場17:30 / 懇親会18:00
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-1

 

-講演- インサービストレーニング

Absolute Collaboration
―All you need is basic―

日高歯科クリニック   日豊彦先生
 

-ケースプレゼンテーション-

「咬合回復を目指して。SJCDフローチャートに沿った治療の流れ」
NAMBADENTAL OFFICE   高島浩二先生
 
「Gummy smileに対する永続性を考慮した包括的アプローチ」    
デンタルクリニックアレーズ銀座     中村 茂人先生
 
「Production Method of Esthetic Denture & Custom Artificial Teeth」
Beaux Arts     関 克哉先生
 
「Multiple missing teeth associated with vertical defect challenged  esthetic outcomes」
ウケデンタルオフィス  宇毛 玲先生
 
 


Absolute Collaboration   - All you needs is basic –

日高歯科クリニック   日豊彦先生

<抄録>
今回はどのように臨床に取り組んでいるかというテーマをいただいた。臨床を行う歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、そして患者と臨床の場をつなぐ受付、コーディネーターがどのような方法で情報の共有化を行っているかを解説し、共有する情報について詳説する。本来、共有する情報とはそれぞれの患者情報の詳細であるが、今回は治療のゴールを構築するための共有する考え方を示す。我々のチームが修復治療において目標とする診断基準、修復物を製作するための咬合、歯冠形態、マテリアルの選択基準など、限られた時間の中で広範囲に及ぶが、SJCDで学んだことの総論であるとともに、世界の臨床歯科治療の方向性も示せるのではないかと考えている。
1.Harmony of a face, lip and tooth
2.Dentogingival complex
3.Axial crown contour
4.Pontic to edentulous ridge relationship
5.Biologic width around implant
6.Material selection

 

「咬合回復を目指して。SJCDフローチャートに沿った治療の流れ」
 NAMBA DENTAL OFFICE   高島浩二

<抄録>
目的:SJCDフローチャートに沿うことで、臨床経験が乏しい(卒後2年目の)歯科医師が難度の高い症例を行う。
症例の病歴、病態、所見: 76歳、男性、高血圧・狭心症の病歴。下顎は天然歯でのマグネットFD、上顎は片側遊離端PD。歯周病・齲蝕・咬合平面の乱れが存在。
治療、経過: 初期治療後、インプラント治療・補綴治療を行い歯周病・齲蝕を排し、咬合平面を整えた。
治療3年後、問題なく経過している。
考察:SJCDフローチャートを用いることで、自信を持ちながら治療を進めることが可能となり、臨床経験の乏しい歯科医師にとって指針となり得た。

 
 

Gummy smileに対する永続性を考慮した包括的アプローチ
 デンタルクリニックアレーズ銀座   中村茂人

<抄録>
修復治療において私達は、永続性(Longevity)並びに患者満足(Satisfactory)を目指す。私は、これを満たす上で重要なのが構造力学(Structure)機能性(Function)生物学的恒常性(Biology)審美性(esthetic)快適性(comfortable)を考慮する事であり、診査(Diagnosis)の基に治療予測(Predictability)を立てる事が重要であると学んだ。しかしながら実際には、修復治療を一口腔一単位で考えた場合、考慮しなければならない事は無数にある。また、顎位の考察を踏まえた再構成によって神経筋機構、顎関節、歯にどのような変化が起こるのか?スマイルラインがどう変わるのか?また、歯周外科によって歯肉の位置がどのように変化するのか?など全ての項目で治療予測を完璧に立てるのは難しいと感じる場面が多々存在する。そのため、各治療でステップごとの再評価が重要となる。今回の発表では、不適正な咬合治療によってGummy smileと正中離開そして二次的に顎関節症を来した患者に対し問診、顎模型診査、レントゲン診査、セファロ、歯周組織検査等から得られた情報の基に病因論の追求を行い治療予測を立て、顔貌、顎関節、口筋群、顎位、スマイルライン、切縁の位置、咬合平面、咬合高径等のMacroの評価から、歯周組織、マージン、歯冠歯根比、歯根の位置、クリアランス等のMicroの評価に至るまでステップごとに再評価を行い、最終的に永続性と患者満足を目指し包括的にアプローチした症例を提示し考察する。

 

 〜Production Methods of Esthetic Denture & Custom Artificial Teeth〜
「歯肉色の再現とカスタム人工歯の製作法」

Beaux Arts  関 克哉

<抄録>
歯科界の技術的進歩により一昔前のように近年、無歯顎補綴に対するオプションとしてコンプリートデン(IOD)チャーから、インプラント治療が頻繁に臨床応用され、インプラントオーバーデンチャーへのニーズも増え、技工士に求められる審美性や機能性など要求も高くなっている。その為に我々は知識や技術の習得が必要になってきている。
失った歯牙だけでなく周囲組織(硬・軟組織)の再建や、失われた様々な機能(咀嚼、発音、審美性、軟組織のサポート、自浄作用など)失った物を失った分だけ回復する事の重要性やコンプリートデンチャーで培った知識は「入れ歯」に限らず咬合再構成のケースに対して(ボーンアンカードフルブリッジ)応用可能だと思っております。
そこで、今回のプレゼンテーションではデンチャー製作における、チェアサイドとラボサイドの製作手順および、審美性の回復に必要な歯肉・人工歯へのキャラクタライズ法
そして、他のケースへの応用法などを発表させていただきます。

 

Multiple missing teeth associated with vertical defect challenged esthetic outcomes
宇毛 玲Akira Uke DDS

<抄録>
3要件(審美性、予知性、機能性)獲得のためにインプラントポジションを3次元的に検討した場合、多くのケースにおいて硬軟組織は欠如している、インプラントの長期安定とインプラント周囲粘膜の安定を図る意味でも十分な硬軟組織が必要である。
硬組織のマネージメントとしてGBR、リッジエキスパンション、サイナスリフト、デイストラクションなどがあげられ、その選択肢は複雑多岐にわたる。最良の方法とマテリアルをチョイスすることが重要であり日々の臨床において、非常に苦慮する点である。特に進行した歯周病のケースや長期経過した多数歯欠損部において審美性を獲得するためには垂直的組織のマネージメントは非常に困難である。

今回、上顎前歯部における多数歯欠損症例にフォーカスをあて、Ti-Meshを用いて水平、垂直的GBR、CTGを行い、審美的回復を図った症例をご報告させていただき、御参加の先生方の御指導、御批判、を賜りたい。 

 

 
 
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