歯科スタディーグループ東京SJCD

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2009年度 東京SJCD第3回例会のご案内
 

寒さ厳しく春の芽吹きを待つ今日この頃、会員の皆様方いかがお過ごしでしょうか

今回の第3回東京SJCD例会では、インサービストレーニングに土屋賢司先生にご講演いただきます。 そして、恒例の午後の会員によるケースプレゼンテーションでは、第2回例会同様、今年の2010年7月18・19日に仙台で開催される第3回SJCD合同例会の東京代表の選考会を兼ねて行います。代表選出に賭けた新進気鋭のプレゼンター逹の発表。素晴らしいケースプレゼンテーションとなることでしょう。 会員の皆様方奮ってご参加ください。

 

日時 : 2010年3月7日(日)10:00〜17:30  受付開始 9:30
会場 : 都市センターホテル/コスモスホール3F
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-1  TEL 03(3265)8211


-インサービストレーニング- 
土屋歯科クリニック&works  土屋 賢司 先生
The Science and Art of Esthetic Implant Prosthesis
Challenges of the Esthetic Zone

−ケースプレゼンテーション(仙台合同例会東京代表選考会2)−

・大阪市北区  かわさと歯科  川里 邦夫 先生
『歯周補綴に審美はないのか〜矯正とインプラントへの応用〜』

・神奈川県横浜市  川原歯科医院  川原 淳先生
『矯正治療を伴う包括的治療の診断に対する一考察』

・東京都中野区 中野デンタルクリニック  松尾 幸一 先生
『中切歯インサイザルエッジポジションの重要性』

・東京都港区  UKe Dental Office  宇毛 玲 先生
『GBRを用いて審美的回復を目指した症例』

・東京千代田区  岩本町デンタルクリニック  新藤 有道 先生
『上顎中切歯並列欠損症例−前歯部インプラント修復における術式の選択−』

 
 
-インサービストレーニング- 
 

The Science and Art of Esthetic Implant Prosthesis
Challenges of the Esthetic Zone

土屋賢司
1958年 神奈川県出身
1983年 日本大学歯学部卒業
1989年 千代田区麹町に土屋歯科クリニックを開業
1996年 土屋歯科クリニックを法人化
2003年 千代田区平河町に土屋歯科クリニック&WORKS
オーラルケア・エステティック・インプラントセンターを設立

日本顎咬合学会指導医
日本歯科補綴学会会員
日本歯周病学会会員
日本歯科審美学会会員
日本口腔インプラント学会会員
SJCDインターナショナル常任理事・東京SJCD顧問
OJ常任理事
リプレイスセレクト公認インストラクター

インプラント治療が歯科界のみならず、世間一般的に認知されてから久しいが、それに伴い成功への基準もオッセオインテグレーションの獲得を目標としていた一昔前と違い、機能的にはもちろんのこと審美的にも高いレベルでの結果の達成を求められるようになってきた。特に前歯部領域におけるインプラント修復においては他の天然歯以上の審美性を必要とする。しかしながら我々日本人の周囲組織の幼弱さから必ずしも良好な結果にならない場合も少なくない。このようにインプラント治療が上部構造を装着したあとの評価を重視する傾向となった現在、上部構造を機能的かつ審美的に製作するための術前計画が最も重要となる。
前歯部インプラント修復を成功させるためには

  1. リスクファクターを把握する
  2. 予知性の高い処置を心がける
  3. 永続性あるための条件を理解する

この3つの要因を抜きには考えられないであろう。
インプラント治療を手がけるにあたり、これら各項目に関連した知識やステップおよびマテリアルをいつ、どのように利用していくのかをいくつかの症例とともに検討したい。

 
 
 
−ケースプレゼンテーション(仙台合同例会東京代表選考会2)−
 

演題:「歯周補綴に審美はないのか〜矯正とインプラントへの応用〜 」
かわさと歯科 川里 邦夫

歯周補綴において、審美と機能を両立させることは困難である。それは、歯周補綴の直面する問題点として、以下の6項目が挙げられるからである。
(1)病的歯牙移動を起こしているため、歯列が顔貌に調和していない。
(2)歯周組織が減少しているため、臨床的歯冠長は長く、ブラックスペースが生じる。
(3)歯・歯列・修復物の構造力学的な問題がある
(4)動揺歯をコントロールする必要がある。
(5)二次性咬合性外傷を起こさないための咬合の安定が必要である。
(6)長期の継続的メンテナンスが必要である。
その困難さのためか、安易に天然歯を抜歯し、インプラントが埋入されることも少なくない。しかし、歯周補綴のケースであっても、矯正治療・歯周治療・インプラント・咬合を応用することで、天然歯を保存し、術後のクオリティーを上げることが可能なケースもあると考えられる。矯正治療と再生療法によって、垂直性・水平性の骨欠損を改善し、インプラントによって構造力学的な問題を解決し、動揺歯のコントロールを行い、咬合の安定が得られたケースから、まだ術後2年ではあるが、歯周補綴について再考してみたい。

 
 
演題:矯正治療を伴う包括的治療の診断に対する一考察
川原歯科医院  川原 淳


成人の臼歯部多数歯欠損患者の多くは歯列不正を惹起し矯正治療を余儀なくされることが多い。このような患者に対し審美修復治療を包括的に行う場合、上顎前歯の位置決めが最も重要な課題であり、術前の綿密な治療計画の立案と共に、治療のゴールを明確にしておくことが必要となります。そして矯正治療を行う際、固定源が欠落している場合、審美的、機能的な観点からセットアップ模型で決定された位置にインプラントを埋入し、それを利用することで矯正治療が可能となり、歯列およびは咬合関係が改善され、理想的な治療結果を得ることができます。今回、臼歯部咬合崩壊と、前歯部唇側傾斜を伴った症例に対し、診断で決定した前歯の位置をセットアップ模型に具現化し、それをもとに治療を遂行し咬合再構成を行いました。この症例を通して考察を報告させて頂き、ご批判、ご指導を仰ぎたいと思います。
 
 
演題:「中切歯インサイザルエッジポジションの重要性」
中野デンタルクリニック  松尾幸一


有歯顎、無歯顎を問わず修復治療を行う場合、その基準点であり、ゴールへの指標となるのが中切歯インサイザルエッジである。審美的問題だけでなく、機能的な問題を抱えている場合においても正しいという基準、範囲を把握することができていないと現状の診断ができないばかりか、ゴール設定、そこに到るまでの治療計画が立案できないことになり、複雑な状態をさらに複雑にすることになる。1本の前歯だけでなく、複雑な口腔内の状態に対しても、いかにアプローチしていくのかをわかりやすくしていくために、常に中切歯インサイザルエッジポジションを意識しなければならないことを症例をとおして解説していきたい。

 
 

演題:「GBRを用いて審美的回復を目指した症例」
Uke Dental Office  宇毛 玲


審美領域におけるインプラント治療は審美性、予知性、機能性を検討し施術することが必須である。補綴主導型インプラントを念頭において、治療計画を検討した際、当該部位に十分な硬軟組織が存在しているケースは稀であり、ほとんどのケースにおいて、硬軟組織が喪失しており、上記の3要件を獲得するために、硬軟組織の造成が必要である。
近年、組織をマネージメントする様々なマテリアル、テクニックが市場に氾濫している、その中から、時間的要因、経済的要因、患者に与える侵襲などを様々な因子を考慮し、最良の方法を選択することが重要であるが、日々の臨床において、非常に苦慮する点である、特に多数歯にわたる欠損においての硬軟組織のマネージメントは困難を極める。
今回、上顎前歯部における多数歯欠損に対してGBRを行い、審美的回復を目指した症例をご報告させていただき、ご参加の先生方のご指導、ご批判を受け賜わりたいと思います。

 
 

演題:『上顎中切歯並列欠損症例 −前歯部インプラント修復における術式の選択−』
岩本町デンタルクリニック  新藤 有道


インプラント修復の成功の基準は年々高くなってきております。現在では前歯部領域などの部分欠損にもインプラントが適応されることが多くなってきており、患者さんの目に直接触れることから審美性も成功の基準の大切な項目である。ただ前歯部領域は臼歯部に比較し顎堤組織のボリューウムがなくインプラン修復においては様々なことを考慮しなければならない部分であることは周知の事実である。近年においては多くの理論や術式、マテリアルが紹介されており、前歯部領域の症例を多く見かけます。しかし臨床においてはそれらの多くの情報の何をセレクトするのか悩まされることが多い。
今回は私が行った症例を提示させていただき、前歯部インプラント修復における術式の選択に関して皆様とディスカッションしたいと考えております。

 
 
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