歯科スタディーグループ東京SJCD

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2016年2月7日(日)御茶ノ水ソラシティにて第1回ステップアップミーティングが開催されたので、ご報告致します。

 
2015年第2回ステップアップミーティング委員(御茶ノ水ソラシティ)
 

「多数歯カリエスを修復中の一例」さいとうデンタルクリニック 斎藤 隆輔先生

患者さんは32歳男性。主訴はカリエス治療で来院されたケースを御発表された。斎藤先生は現在レギュラーコース受講中にて、しっかりと資料採取を行い治療の流れはSJCDのフローに準じており非常に聞いている会場の会員も分かりやすかった。 このケースはパネルディスカッションケースで特に前歯部のプロビジョナルの継続的な炎症についてのディスカッションが行われた。その原因については咬合、骨削除の方法、骨膜弁の取り扱い、切開線とサージカルステントの作成方法などパネリストの松尾先生と松本先生の素晴らしいケースを供覧しながら白熱した時間を会場の会員と共有ができた。 斎藤先生にとっても会場の会員にとっても非常に勉強になるケースディスカッションになったと思う。是非機会があればファイナルを拝見したいと思う。

例会ステップアップ委員 武川泰久
 

「矯正とインプラントにより咬合再構成を行った一例」大木歯科医院 笠井 啓次先生

患者さんは66歳の女性で多くの歯牙に修復治療の既往を認めました。 アンテリアカップリング、アンテリアガイダンスの欠如、また繰り返し行われる不適切な修復治療により欠損が増加し咬合の崩壊が起きたケースでした。 それに対して矯正治療、インプラント治療を用いて包括的に治療を行ったプレゼンテーションでした。 矯正治療を含めて難しい治療を積極的に行っていく姿勢は素晴らしかったです。 しかし、咬合崩壊、重度歯周病、多くのカリエスを認める場合など特に複雑なケースの治療を行う場合に必ず治療目標、計画をたて、それに向かって治療していくトップダウントリートメントが重要です。今回はその点がおろそかになっていたために治療結果に不安が残りました。また、歯周病が進行した歯牙の矯正治療について炎症のコントロールがまだ完全でない状況で始めてしまっていることなど初期治療の問題も確認できました。 熱意を持って治療をしていらっしゃる先生で、今後素晴らしいところを伸ばし改善点を改善し患者様のために更に精進していただけると思います。

例会ステップアップ委員会 坂本貞樹
 

「Class2患者に対して補綴治療にて改善を図った症例」遠藤歯科医院 遠藤 元気先生

重度歯周病に罹患しており咬合崩壊をきたしているとても難しい症例でありました。Class2の顎間関係であるが、患者が矯正を望まないためどのように咬合を与えるか、残せる歯、残せない歯の抜歯基準が論点となりました。治療は再評価を繰り返し行っており丁寧に試行錯誤されているのが伺われた。会場からは難しい症例なだけに様々な意見がでたが、インプラントの術式、治療の順番、補綴形態、顎関節の評価など基本となる考え方は見直す必要があるとアドバイスがあった。会場はもちろん演者本人にとっても勉強になった症例発表であったと思う。

ステップアップ例会委員 李昌弘
 
 
前回ステップアップミーティングの様子はこちら
東京都渋谷区渋谷2-1-12東京セントラル宮益坂上4F
TEL/FAX:03-3400-3482