ホワイトニングを有効的に取り入れた症例:田中鈴香
重度歯周病患者に対し禁煙に成功。炎症のコントロールを行い、主訴である歯の白さはホワイトニングを有効的に使用し、審美的に患者様の満足を与えられた結果となり、先生の思いが伝わってくるすばらしい症例でした。
ディスカッションでは術後2年後の前歯部歯肉の炎症の原因について討論されました。術者はプラークコントロール不良によるものと判断していましたが、補綴物のカウンターの形状及び支台歯の形成量の問題も指摘がありました。プロビジョナルの期間が結果的に短く、評価が適切に行えなかったのではと思われました。フレーアウトを矯正なしで補綴修復しているため咬合による歯肉の炎症も考えられました。今後の経過観察が重要であり、再度ご自身で再評価しご報告していただければと思いました。 |